五十肩 ストレッチ

五十肩 ストレッチ

五十肩の治し方としてストレッチ(リハビリ運動)が必須となります。

 

五十肩の初期段階の急性期においては、痛みが激しいので、安静にし、ステロイドやヒアルロンサンなどの注射、消炎鎮痛薬などを用いて、炎症をおさめて痛みを和らげる治療を行います。

 

五十肩が急性期から慢性期に移行すると、安静時の痛みは段々引いていきますが、関節包の癒着や筋萎縮、関節拘縮によって、肩の可動域が制限され、運動時の痛みが強くなってきます。

 

この時期、痛みを避けるために動かさないでいると、肩の可動域が元に戻らなくなってしまいます。

 

そんなことにならない五十肩の治し方としてストレッチが非常に重要なのです。

 

ストレッチと言っても、激しい痛みに耐えながらする必要はありません。
肩の可動域ぎりぎり、軽く痛みを感じるか痛気持ちいいくらいのところまで腕を動かしていく感じです。痛みを感じる所で、その部分をさすったり押さえたりしながらやると、動かしやすくなります。

 

五十肩の基本的なストレッチ

五十肩の基本的なストレッチの動作をご紹介します。

 

@腕を前や横から上へ痛みが出始める辺りまで上げる。
A腕を直角に曲げた状態でひじをわきに付け、前腕を外側にひねる。
B手を太ももに付けた状態から、滑らすように腰まで持ってくる。
C五十肩になっている方の肩が下になるように横向きに寝て、腕が体と直角になるようにし、前腕を立てる。その前腕を頭の方向に倒す。

 

これらを、痛みが出始める辺りまで、反動を付けずにゆっくりと繰り返してください。

 

 

病院外でのこういったリハビリ運動が五十肩を早期に治すポイントです。

 

 

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