五十肩 症状

五十肩 症状

五十肩の症状としては、痛くて腕が上がらない、内・外・後ろに回せない・・・というとても辛いものになります。

 

このような、痛みと肩の可動域を制限されるという症状により、日常生活にかなりの支障を伴うものですので、出来るだけ早く治したいものです。

 

 

軽い症状なら、普段とさほど変わらないくらいまで上がる場合もありますし、重症なら、以前の半分も上がらないこともあります。

 

どれだけ動きが制限されるかは、症状の度合いや進行度によって違うのです。
傷みも同様で、あまり気にならない程度から、激しく痛む場合もあります。

 

 

傷みは、動きが制限されている以上に動かそうとしたり、そうでなくても、とっさに急な動きをしたような場合にも出ることがあります。
また、夜寝ている間や朝目覚めた時、寒い時などに疼くような痛みを感じたりします。

 

五十肩はよくある病気なので、なったことのない人には軽く受け止められがちですが、実は本人はひどく辛い思いをしていることが多いのです。

 

 

五十肩の症状の進行度

五十肩の症状は、その進行度合いによって異なります。

 

五十肩を発症した初期の段階を急性期と言います。
この段階では、非常に激しい痛みがあります。
服を着たり、体を洗ったり、棚の上の物を取ろうとしたりなどちょっと腕を上に上げたり、内側・外側・後ろへ回しただけで激痛が走ります。
ふとした何気ない動作で激痛が走ったり、就寝中にも痛くて目が覚めるといったようなことが起こります。

 

この時期は、出来るだけ肩を安静にして、炎症を鎮めるために冷やす方がいいのです。

 

 

スポンサーリンク

 

 

急性期を過ぎると、慢性期に入ります。
この段階になると、痛みは引き続きありますが、だんだんと徐々に引いていきます。そして、肩の可動域が非常に狭くなってきます。

 

この時期からは、痛みを早く取るため、そして、肩の可動域を取り戻すためにも、ストレッチなどのリハビリ運動を行う必要があります。
また、この時期は、肩を温めた方がいいのです。

 

 

そして、回復期に入ります。
痛みもおさまり、それにつれて可動域が戻っていく段階です。

 

この時期も、肩のリハビリと温めることが大切です。
可動域が戻っていくといっても、放っておいたら全くの元通りに戻るということは難しくなります。ですから、ずーっと気長にリハビリ運動は続けてください。

 

 

五十肩は放置していたり、あまり効果の無い運動をしていると、筋萎縮や関節拘縮が回復せず、肩の可動域が制限されたままになり、一生腕が以前のように動かなくなってしまう恐れがあります。

 

ですので、慢性期、回復期においては、必ずリハビリ運動を行ってください。

 

 

スポンサーリンク